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小林美恵子「中国語圏映画、この10年〜娯楽映画からドキュメンタリーまで、熱烈ウォッチャーが観て感じた100本」

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KOBAYASHI Mieko "Ten years of the movies in Chinese-speaking countries"
発行:アトリエサード/発売:書苑新社
ISBN:978-4-88375-192-1
四六判・カヴァー装・224頁・本体1800円

[Amazonで購入] [アトリエサード直販で購入]
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[Books.or.jp (各ネット書店へのリンクあり)]
[主な取扱店(2015.2.9現在)]


20年前、
中国瀋陽の大学に日本語教師として派遣されて、
数多くの中国映画や香港映画を鑑賞。

帰国後も中国語圏映画を追い続け、
プロの映画関係者も含む年季の入った
中国語圏映画ウォッチャーに出会って
ますます熱を昂じさせていった著者。

10年間の雑誌連載を「社会」「歴史」
「ジェンダー」「戦い」「若者」「監督」
といったテーマで再構成し、
『ベスト・キッド』等の娯楽映画から
『鉄西区』等の骨太なドキュメンタリーまで、
中国・香港・台湾など中国語圏映画の
10年を俯瞰した貴重な批評集!

――――――
目次
――――――
Ⅰ 社会を描く

淡々と現実を見つめる骨太な映画たち
  『鉄西区』『生命―希望の贈り物』『延安の娘』
  『緑色包囲』『上海家族』『冬至』
30年の時を超える中国モラリズム
  『君よ憤怒の河を渉れ』『天狗』
ドラマ的ドキュメンタリーか、
ドキュメンタリー的ドラマか
  『鳳鳴――中国の記憶』『姉貴』『無用』『東』
  『1978年、冬』
プロではない「普通の人」が演じる意味
  『ラスト、コーション 色・戒』
  『トゥヤーの結婚』
  『胡同の理髪師』
地震の記憶を乗り越える共感の意外な秘密
  『唐山大地震』
老後を誰とともに生きるのか
――ワールドシネマに見る高齢者の時代
  『桃さんのしあわせ』『グォさんの仮装大賞』
  『マリー・ゴールドホテルで会いましょう』
  『みんなで一緒に暮したら』
時空を超えて日本と中国をつなぐ、映画たち
  『黒四角』『東京に来たばかり』

Ⅱ 歴史の記憶

子供のころに文革があった
――若い監督が描いた文革と親と映画
  『玲玲の電影日記』『胡同のひまわり』
天安門へ疾走した若者たちの物語
  『天安門、恋人たち』
60年前・植民地の「恋」の意味
  『海角七号 君想う、国境の南』
『南京!南京!』が私たちに呼びかけるもの
  『南京!南京!』
  『ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー〜』
受難を包む、闇と、光と、砂漠と、空と。
  『無言歌』
「史実」の「何」を掬うのか
  『セデック・バレ』『グランド・マスター』
張芸謀における歴史の消費とメロドラマ化
  『帰来』『金陵十三釵』

Ⅲ 中国映画のジェンダー

韓流の若い元気さに比べ香港映画は
酸いも甘いもよく知る「おとな」だ
  『インファナルアフェアⅡ 無間序曲』『2046』
  『胡蝶 羽化する官能』 
「オペラ座の怪人」vs「夜半歌聲」
  『オペラ座の怪人』『夜半歌声』
  『夜半歌聲 逢いたくて、逢えなくて』『春花開』
香港警察の「紅一点」――女が刑事を演じるとき
  『ワンナイト・イン・モンコック』『PTU』
張元の描く中国の新しい愛のかたち
  『我愛你』『緑茶』
韓国の若手×香港のベテラン
二本の映画に描かれた"DV"
  『息もできない』『夜と霧』
時代を映す?「性愛」の消費
  『ロスト・イン・北京』『我らが愛にゆれる時』

Ⅳ 戦う映画――カンフー・アクション・武侠片

合作映画『墨攻』の
香港映画「らしさ」と「らしくなさ」
  『墨攻』
昨今の映画に見る「男たちの戦い」
  『東邪西毒 終極版』
映画にとって国際化・ハイブリッドとは
――「行きて帰らぬ」物語
  『パリより愛をこめて』
  『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』『トロッコ』
「敵」がいなければカンフー映画はおもしろくないが…
――『葉問』の「反日」
  『イップ・マン序章』
暑い夏には熱い香港大映画祭!
――とはいうものの気になる「男女棲み分け」
  『強奪のトライアングル』
  『盗聴犯 死のインサイダー取引』
  『コンシェンス裏切りの炎』
  『やがて哀しき復讐者』
  『盗聴犯 狙われたブローカー』
ジョニー・トーの驚きの「神の眼」
  『奪命金』

Ⅴ 若者たち

映画の秋に三つの「夢」を見た
――監督の夢・帰るべき街の夢・人々の夢
  『エグザイル 絆』『イザベラ』
  『生きていく日々』
「春風沈酔の夜」に見る王家衛または張國榮の影
  『スプリング・フィーバー』『永遠の天』
最近のリメイク映画を点検する
  『ベスト・キッド』『女と銃と荒野の麺屋』
中国現代の貧困の重層構造の中、
ほのかに見える希望のきざし
  『北京の自転車』
  『再生の朝に―ある裁判官の選択―』
夢がなくては生きられない?
夢の中では生きられない?
  『ミスター・ツリー』『冬に生まれて』
流行の中国「青春群像映画」を見てみれば……
  『あの頃、君を追いかけた』『初恋未満』
  『So Young』『小時代1・2』
  『アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ』

Ⅵ 監督で見る映画

だれのための映画?――国際市場の中での映画づくり、
または男優王国・ニッポン
  『SAYURI』『PROMISE 無極』
  『単騎千里を走る』
飢え、渇く二つの都市の恋情
  『百年恋歌』『黒い目のオペラ』
「けれん」を楽しむ
  『女帝 エンペラー』『長江哀歌』
見なくていいよと皆が言うが、
やっぱり見たくなる『王妃の紋章』
  『雷雨』『王妃の紋章』
老いてますます盛ん、となるのか?
――中国映画第五世代の「成熟」と恋愛
  『一枚のハガキ』『サンザシの樹の下で』
  『運命の子』
「パン・ホーチョンお前は誰だ!?」
誰なんだろう!?
  『ドリームホーム』『AV』
  『ビヨンド・アワ・ケン』
「わかりやすさ」は世界に訴える?
  『罪の手ざわり』『パリ、ただよう花』

――――――――――――――――――

小林 美恵子(こばやし みえこ)
1951年生まれ。
お茶の水女子大学大学院文学研究科修士課程修了。
都立高校教員を経て、現在は早稲田大学非常勤講師。
専攻は日本語学、社会言語学(談話研究・ジェンダー論)。
映画好きで、特に中国語圏映画ウオッチャーを志している。
おもな共編著として、
『女性の呼び方大研究』(三省堂)
『颯爽たる女たち-明治生まれ、ことばで綴る100年の歴史』(梨の木舎)
『日本人にとっても外国人にとっても心地よい日本語』(明石書店)
『世界をつなぐことば』(三元社)
『合本 女性のことば(職場編)・男性のことば(職場編)』(ひつじ書房)
など。


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