アトリエサード Atelier Third【出版物案内・通販】

NAKAJIMA Sachiko "The Tree of life & Fairy cats"
(TH ART Series -- ART BOOK)

発行：アトリエサード／発売：書苑新社
ISBN：978-4-88375-508-0
A4判・並製・64頁・税別2000円

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猫たちよ、どうか永遠に幸福に――

人々の愛猫への想いを込め、描いたその数128。
その猫たちが妖精となって生命樹のまわりを舞う大作の
全貌をおさめた記念碑的画集！

BOTANICAL FANTASYシリーズ133作品も収録。

「生命樹と妖精猫たち」は、
個展会場を訪れた観客の飼い猫やゆかりの猫たちを128頭描き、
6年の歳月をかけて完成させた大作です。

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　2001年から描き続けている BOTANICAL FANTASYシリーズは、植物画の中に昆虫の翅を持つネコの妖精を配した水彩画の連作です。これが100作めになったのを記念し、毎年開催している個展会場で始めたのが「生命樹と妖精猫たち」のプロジェクトでした。
　会場に約900mm×1800mmの白紙パネルを立て、訪れる人々の飼い猫やゆかりの猫たちの参加を募って、その姿を妖精として鉛筆素描で描きこんでゆきながら、樹木も徐々に描き進むという趣向です。
　少しずつ増えてゆく過程を毎年お楽しみいただきながら３年たち、100頭になったところで締め切ろうとしたのですが、先にお申し込みくださっていた皆さまからの「この子を入れたのなら、先代のあの子も入れたい」「いっそ歴代の子たちもみんな入れたい」といったご要望が相次ぎ、もう１年素描状態での公開を延長、結局、総勢128頭の猫が描きこまれました。
　その後彩色に着手、途中経過を一度公開したのち、最初の白紙パネル展示から６年めにようやく完成に至りました。
　描きかけのまま毎年展示していた中で、この作品の前に集った愛猫家の方々のあいだでは、様々な猫への想いが語られました。その想いの全てを、この作品は受け止めています。
　再生の力を秘めた植物の精気に、人は古代より永遠の生命への願いを託してきました。生命樹はその象徴であり、全ての命あるものの帰るべき根源です。
　この作品には、多くの猫たちの命の輝きと、彼らを愛する人々の願い……「猫たちよ、どうか永遠に幸福に」という祈りがこめられています。そのエネルギーを、部分毎の画像から感じとっていただけましたら幸いです。

――中島祥子
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◎中島祥子「Fairy Cats 妖精猫・AからZまで」
　好評発売中！

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★中島 祥子（なかじま さちこ）

1956年東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業。花のプロモート会社でチーフディレクターを勤める傍らアートディレクター・イラストレーター・ライターとして様々な雑誌企画や書籍制作に参加。1990年からは自著も複数出版。2000年に独立後は猫画家・装幀家として活動、透明水彩・ガラス絵・銅版画を手がける。毎年銀座で個展を開催の他、全国の企画展にも参加。

◎著書一覧
花贈りの本1 （1990 文化出版局）
花贈りの本2 12の色贈り（1992 文化出版局）
メール・グリーティング（1993 文化出版局）
恋上手のフラワーランゲージ（1993 麻布台出版）
手のひらサイズの器で楽しむ小さな花アレンジ（1995 中山晃との共著 世界文化社）
おつきあいを豊かにする花贈りのアイディア54 （1997 同文書院）
アニバーサリーリース（2004 クリエイト・ア・ブック）
BOTANICAL FANTASY （2006 私家版 ボザールミューより販売）
Fairy Cats 妖精猫・AからZまで（2017 アトリエサード）

◎共著による絵本・画集（装幀 中島祥子）
いのちのきらめき（1994 R・G・ニコル 文 女子パウロ会）
北の島だより（2000 杣田美野里 写真・文 岩崎書店）
三毛猫錆猫名鑑（2015 ミューミュー倶楽部）
うつくし三毛（2017 宮地延江 文 北田浩子・中山翔之郎・目羅健嗣との共著 アトリエサード）
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